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■□(社)シャンティ国際ボランティア会 ジャワ島中部地震支援事業□■
■□(社)シャンティ国際ボランティア会 ジャワ島中部地震支援事業□■

◎あたたかいご支援を頂きありがとうございました。

緊急救援担当2006年5月27日現地時間午前5時54分、
インドネシア・ジャワ島中部でマグニチュード6.3の
地震が発生しました。
この地震による犠牲者は約6,000名にのぼり、
約30万人が住む場所を奪われました。

ジャワ1

当会では地震発生から1週間後に現地入りし、初動調査を
実施しました。
今回最も被害が大きかった地域の一つであるバントゥル県
パンドン郡パンジャンラジョ村のグレンブ地区では154戸の
家屋全てが倒壊しました。
私たちがこの地区を訪れた時、多くの住民が田畑の隣の
農道にテントを張り生活を再開していました。
余震が続く中、「建物があると安心して寝れないから、
こうやって建物のないところにテントを張っているんだよ。」
と幼子を抱えた若いお母さんが話してくれました。

ジャワ2
【住民の手によって建てられた小学校の仮設校舎】

地震発生から1ヶ月が経過し、被災地では少しずつ暮らしが
再開され、人々の顔にもやっと自然な笑顔が戻るようになり、
以前のようにあいさつ代わりにジョークが飛び交うようにも
なりました。
倒壊した家屋の片付けも、相互扶助システム“ゴトンロヨン”を
最大限に利用して地域の人たち皆が助け合いながら行っています。
学校の修復、モスクの片付けなども、みんなで取り組みます。
このように、住民組織が根付いている地域で活動を行う際は一段と
住民の方々の理解と協力がなければ良い活動はできません。

ジャワ3
【SVAの支援を受けて建てられた仮設住宅】

SVAでは現地のNGOと協働し、緊急物資配布以降、被災住民に
対して医療サービスの提供、仮設住宅支援、トイレ設置支援
を実施すると共に、これまで海外で行ってきた教育支援の
経験を活かした子どもたちへの支援を実施しています。
どの活動でも村長、区長、宗教リーダーを始め、母親会、
父親会、青年会など、住民の方たちとどのようにしたら
より良い村を作ることができるのか話し合いを重ねながら、
活動内容を決定しています。
例えば仮設住宅の支援を実施する場合、単に仮設住宅を
建設するのではなく、住民が今何を必要としているのか
じっくり話し合いを行いこちらが何を提供するのかを
決めます。
ある地域ではどの家庭でも倒壊した家屋の一部
(木材、窓、ドアなど)がまだ使用できるということに
住民自身が気付き、元の家の一部を使用して仮設住宅を
造りたいとの声が上がりました。
しかし、屋根になる材料がありません。
そこで、屋根の素材は私たちが提供することに決めました。
また、住民が協力して全世帯の骨組みを建てるまでは
屋根の素材は配布しないでほしいとの住民の意見を受け、
全世帯の骨組みが完成した時点で屋根の素材を提供しました。
このような方法を取ることによって、仮設住宅とはいえ
自分の家だというオーナーシップ(所有意識)が養われ、
住民が安心して家の中でも休むことができています。

○●子どもたちへの支援●○
地震発生後、子どもたちは行き場を失い、遊び場も失って
しまいました。また、仲良しグループの1人を地震によって
亡くした子どもは、精神的ショックから、無気力になり
ふさぎ込んでしまいました。

ジャワ4
【緊急テントの骨組みの下で遊ぶ子どもたち】

私たちはこれまで海外の緊急救援事業においても、
1冊の絵本の大きなチカラを信じ、子どもたちに焦点を
あてた活動を行ってきました。
昨年発生したパキスタン北東部地震では、被害を受けた
裸足の子どもたちが目を輝かせながら絵本を読む姿を
目の当たりにし、改めて子どもたちへの活動の必要性を感じました。

ジャワ5
【綱引きをして遊ぶ子どもたち】

 そこで、今回の地震の被災地でも[誰もが好きなときに、
好きなだけ集える場所]作りを進めています。この「子どもの
遊び場」は人々に馴染みのある竹や木材を使用します。
設置が終了した後は、毎日開放され子どもたちが自由に
お絵かきをしたり、スポーツを楽しんだり、絵本を読むことが
できます。夜は青年会や母親が定例会を行う場としても
活用していきます。この他にも、地震によって大きな被害を
受け、経済的に苦しい生活を余儀なくされている子どもたちに
対して、新学期が始まった7月19日に幼稚園児、小学生への
学用品の配布を実施しました。子どもたちが少しでも良い環境
の中勉強に励むことができることを祈って、
一人一人に学用品キットを渡しました。

ジャワ6
【学用品を受け取った小学生】

 みなさまから頂いた暖かいお気持ちはこのように現地で
使わせて頂いています。当会では引き続き住民に寄り添い
ながら、現地での活動に励んで参りたいと思います。

+++++
◆本件に関するお問い合わせ◆
緊急救援担当 鈴木晶子、関
(社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)
〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館3F
TEL:03-5360-1233 FAX:03-5360-1220
URL:http://www.sva.or.jp/ E-mail:eru@sva.or.jp
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