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1回目のレポート:でんき
遅くなりましたが、ゲストのNさん・Uさん・Kくん、参加者の皆さん、ご協力いただいたかた、ありがとうございました。


集まった人は12人。ミュージシャン、保育士を目指している学生さん、カフェ・パンゲアの店員さんなど職業や抱えている背景は様々。神戸や箕面から来てくれた人もいました。
 
手の大きさ順に輪になるワークショップをしました。輪の中にゲストのNさん、Uさんも入って、やや真ん中にKくんも座っていました。


Nさん
ご自身の子どもがしょうがいを持っており、ガイドヘルパーやグループホームの活動を通じてKくんと深く関わっている

知的しょうがいという分け方
:昔は精神薄弱者と呼ばれていた。何か事件があると「知的しょうがい者は何するかわからない」といわれる。しょうがいといっても能力が優れている人もいる。とても記憶力が良かったり、予知のようなことができたり。

知的しょうがいの認定には本人の意思は入っていない
:知的しょうがいの重さの基準になる認定(市から調査員が来て自分で服が着られるか、トイレができるかなど聞き取り調査がある)。しかし、その中身は本人の意思は考えられていないのではないか。調査の時に、本人が“できない”のではなく、“したくない”のであってもできないとされる。

ぼく達はマニュアルを作りたがるけど、しょうがいは人それぞれ
:知的しょうがい者は・・できないと決め付けないでその人のしょうがいはその人に聞くべき。それからできないところを手伝う。一から十まで手伝う必要はない。それは子育てと同じ。

ぼくも明日には障害者になるかも知れない
:中途しょうがいの人に「Nさんも明日事故で障害者になるかもしれへんで」と言われたことがあった。車椅子の人と接する時は、自分が車椅子を使った時どうして欲しいかを考えればいい。

相手のことを理解するということは全てに当てはまること、みんながそんな気持ちでいれば戦争やケンカ、争いごとはなくなるのでは


Uさん
知的しょうがいを持っていて自閉傾向のあるKくんのお母さん

「何で私の子が障害者にならなあかんねん」と思ったこともあったが、しょうがいを認めないと前に進めない
:自分の子が少し違うとは思っていたけど、母子センターで障害の検査を薦められた時は「何てこと言うねん、このオバハン!」という感じだった。しょうがいがわかってからも「治るんちゃうかな」と期待もあった。しかし、しょうがいを認めないと次のステップには進めないことに気づいた。しょうがいの傾向は人それぞれ、親でもわからないことが多い。認めるまでがしんどかった。

子どもは子どもの中で育つ
:堺市の教育委員会から「普通の学校は無理なので養護学校へ行きなさい」といわれたのを押し切って小学校へ通った。そのことを他の親はKくんがいると授業が遅れるとか、なんか良くないことをするのではというような見方をしていた。そういう人たちに少しでもKくんのことを知ってもらおうとPTAや子ども会の役員などなんでもやった。6年間Kくんを送ってくれた子もいた。

経験が大事、誰でもやったことがないことはできない
:外食することはほとんどなかった。人の多いところは嫌がるし、食べないで帰ってしまうこともあった。メニューを選ぶにしても、店員は何を食べるか親に聞くし、親も食べさせやすいものを注文していた。
 しかし、Nさんの協力でできるようになった。「親やガイドヘルパーが諦めたらできるものもできない」と。最初の頃はファミレスで客から避けられるということもあったが、数を重ねるとそれもなくなっていった。
 そして、グループホームのメンバーで卒業式以来着ていないスーツを着てホテルでフルコースを食べに行こうと思いついた。一緒についていたガイドヘルパーも初めての経験でナイフとフォークの使い方がわからなかった(笑)
 今ではみんなナイフもフォークも使えるようになった。重度のしょうがいがあっても少しずつやればできる!
 親が障害を守っていることがある。他の人がいてこそ育つ。しょうがいを持っている人はそれ以外の人とどんどん接しないと!
 しょうがいを持っていることで不便はあるけど不幸ではない。

参加者
自分の子どもに「あの子は電車で騒いでも怒られへんの?」といわれてなんと言えばいいかわからなかった

自分も生まれたとき仮死状態でしょうがいを持ったかも知れない
世間から親としてという価値観を押し付けられるのは健常者でも同じ

Kくん
緊張して固まるのではないかと心配されていたが、「ないー」「ええよー」などと相槌をうっては会場を盛り上げてくれました。機嫌が良かったみたい!?

感想
とても濃い話しをしていただけました。今回は知的しょうがいについてのお話だったのですが、人との接し方や子育てする上で大事なことが学べた気がします。それでいて、思わず笑ってしまうエピソードやKくんのつっこみ(?)などもあり、楽しいイベントになりました!参加者からも発言があって相互的な場になったのではないかと思います。次につなげていきたいです。
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